結ランドスケープデザイン

Column 明日を結ぶ。山本康生コラム

土地の価値を上げるテクニック

2020/08/07
ノウハウ
土地
建物

土地の評価は路線価や売買事例などのデータが重要ですが、それだけではどの物件も同じような金額になってしまいます。重要なのは、その土地でどのような家が建つのか?どのような街になるのか?どのようなものができるかをイメージすることが大切です。また、その土地にしかわからない貴重な地域情報も伝えることも重要です。

自分たちはよく「live in the park 公園に暮らす」という言葉を使います。緑や芝生、広い空間に境界など感じさせない開放的な空間に暮らす心地よさを表しています。そして建物と暮らす人がその外部環境をどのように室内に導入していくか?そんな空間と接する住宅はとても魅力的になります。しかし、現実は四角く囲ってしまった土地の周りに砂利を敷いたデッドスペースばかりになり、特徴の薄いただの土地になってしまいます。

また、近くの公園にドックランがあり、犬好きにはたまらない環境があるとか、スケートボードの練習ができる施設が近くにあるなど地元の人にしかわからない情報も大変重要な要素となります。価格も大事ですが、「ここに住んだらこんな生活ができる」とイメージしてもらい、それを価値に転換することがこれからの不動産事業に必要なことではないでしょうか?私たちはお預りした土地情報にデザインを入れてこの土地の可能性を表現し仲介することで、不動産価値を上げております。また、そのことが実用新案でも証明されており、皆様の土地を丁寧に扱うことで実績を上げております。